ある心理現象や感情に名前がつけられていると、
「へぇ~」とか「あるある」
って思いますよね
代表的なもので、
同じ文字や単語を長時間見続けていると、文字が無意味に見えてきたり、形が崩れたりすることを『ゲシュタルト崩壊』と言います
同じ漢字を書き続けていると、何か間違っているような気がしてくるアレです
こういうのを聞くと、「あるある!」って思いますよね
それが『自己確認バイアス』と言うらしいです
自分の中に起きてる心理現象や感情に名称があると、広く認知されてるものとして安心するらしいですね、それを『自己確認バイアス』と言うらしいです
案外、こういう知識って使えるんですよね
距離を縮める時とかに効果的です
それも『自己一致効果』や『同族効果』などが働いてるそうです
詐欺師なんかも使う手ですね、ご用心ご用心
残念ながら、自宅警備員となって誰かと距離を縮める必要性が皆無な今、マジで使えない知識ですが、もしこれをこんなところに書き連ねたら、誰かが目にして活用してくれるならばと思ったので、一部を並べてみようと思います
間違ってたらごめんね
まず有名どころでいうと、『プラセボ効果』ね
実際には治癒効果がないのに、処方されて摂取したら症状が改善する現象です
世の中のサプリメントの殆どがこれだと思ってますw
『プラシーボ効果』ともいいますが、専門用語としては『プラセボ効果』です
口語というか日常会話で『プラシーボ効果』と言うらしいので、知識マウントしたい人は『プラセボ効果』で行きましょうw
有名どころでもうひとつ
誘拐された人質が、次第に仲良くなって同情してしまう現象は『ストックホルム症候群』です
名前の通り、ストックホルム銀行で起こった立てこもり事件における人質の感情的反応が由来だそうです
なんだコイツ、うざいなって思った時はこちら
成功は自分の能力や努力の結果だと考えて、失敗を外的な要因、つまりは誰かのせいにする傾向を『自己奉仕バイアス』といいます
自分の信念や仮説を、支持する情報だけ集めて、それ以外の反対意見などを無視してしまう傾向を『コンフォメーション・バイアス』と言います
『確証バイアス』とも言いますね、そっちの方が既視感があるかと
X(旧Twitter)に良く見られますねw
商売人が使ってるのはこちら
繰り返し接触するうちに、段々と好意や愛着が増す現象は『ミラー効果』
敵意や嫌悪感が増せば『逆ミラー効果』です
最初に目にした情報が一番強い影響を与える現象は『アンカリング効果』
最初に高い価格を見せて、他の価格を安く感じるものです
「80%の成功率」と「20%の失敗率」って同じですが、後者の方に、ハイリスクの印象を持つことを『フレーミング効果』と言います
多くの人に人気がある商品を自分も選んでしまう、他人の支持を自分にも同じように支持させてしまう傾向は『バンドワゴン効果』
これいいな!と思ってすぐにポチってしまう、無駄な買い物が多い人はこういう心理現象を客観視できると抑えられそうですね
心理現象につけこまれると、騙された気分になりますね
実際に、実在した詐欺師の名前から付いた、『バーナム効果』というものがあります
占いや心理テストで、本当は曖昧な内容なのに、さも自分のことを捉えていると信じ込む心理現象です
日常に潜むなんてことない心理現象にもいろいろと名前があります
天気や気候が感情に影響を与える現象は『レイニー・デイ効果』
終わりよければ全て良しっていうのは『ピークエンドの法則』
経験の評価が最高潮や終了時点での印象によって決まる現象です
心理現象なのかは分かりませんが、本屋に行くと、やたらと尿意をもよおすアレには『青木まりこ現象』と名前がついていますw
そして時には危険な状態にしてしまう心理現象もあります
災害時に良く聞く『正常性バイアス』ってのは、異常な状況や危機的な状況になっても、それを過小評価して深刻さや変化を無視してしまう心理傾向です
具体的に言えば津波警報に自分が今いる地域が含まれていても「実際のところ自分のところは大丈夫だろう」と思い込んでしまうことで、逃げ遅れの原因とも言われてます
そもそも、『バイアス』は言ってしまえば『偏り』です
その時その時で偏りが生じているものを『〇〇バイアス』と呼ばれているので、その都度、自分の中で生じている心理現象を知識でもって、今自分に起こっているのは『〇〇バイアス』だと自覚できれば、世渡りも含めて、生存がより望めるかと思います
そうやって、自分の中のバイアスを減少させたり外すこともまた
『バイアスリダクション』なんて言うそうです
何にだって名前がついてるんですねw
そして知識をひけらかす(さらに一部ですと強調しておこう)自分に起きているのはなんでしょうね
自己肯定感の向上というか、知識の所有感と言うのでしょうか
『自己顕示欲』でしょう
素人のくせにすみません